ハノイの小径に佇む築100年以上の古民家（ホアンキエム区ホイヴー通り10番地）が、伝統的な雰囲気を持つフォトブース「Hanoism Photobooth」として改装

2025年5月初旬に開業し、特に若者の間で人気の新名所に

装飾から衣装に至るまで、店内のあらゆる細部にあふれるノスタルジー

ベトナムの伝統衣装やターバン、ノンラーなどの小物が丁寧に揃えられている

約2週間に1回、衣装のスタイルを変更、常に新鮮な印象を訪問者に与える

訪問者は伝統衣装を身にまとい、かつてのベトナム人の美しさを再現

高価なカメラや特別な撮影スキルは不要、ブースに入ってリラックスし、笑顔になるだけでよい

すべての瞬間が、記憶を呼び起こす写真として残される

店のオーナーであるグエン・ティ・トゥイ・ヴィさん（28歳）は、「ベトナム文化と若者の写真好きというトレンドを組み合わせることで、写真撮影を楽しみながら伝統と現代の融合を感じてほしい」と語る

温かい光に包まれた洗練されたフォトブースでは、新鮮さと懐かしさの両方を体験

各フォトブースは異なるスタイルと色彩を持ち、どれもハノイの旧市街の通りの名前だ。写真は「ハンダオ」ブース。琴、赤いゴザ、囲碁道具、急須などが置かれ、かつてのアーダオ（歌妓）の部屋を彷彿とさせる

ベトナム人だけでなく、多くの外国人観光客もこの場所を訪れて体験を楽しむ（写真：Hanoism）

伝統衣装を身に着けた人々の顔に、明るく輝く笑顔が広がる（写真：Hanoism）

ここでの体験の一瞬一瞬が、訪問者を「ハノイに一目惚れ」させる

ベトナム衣装とインスタント写真のトレンドの融合が、伝統美を甦らせるだけでなく、若者たちの創造力によって文化を守り、広める新たな方向性を切り開く